産後の腰痛対策

骨盤の中を赤ちゃんが通り抜けた後なので
骨盤にかなり大きな負荷がかかっています。

出産後に腰痛が発生する原因としては仙腸関節と
恥骨結合部位に問題があることが多いのです。
出産の時には骨盤の後ろのほうにある関節「仙腸関節」は
仙骨と腸骨から出来ています。

このつなぎ目に力が加わることになります。
普段は、強力なじん帯で支えられている仙腸関節ですが
妊娠と出産の過程によってこの仙腸関節はゆるくなります。
この緩みが原因となって腰痛が出ているようです。

この関節の緩みに対しては専用の対策ベルトなどがあります。

もうひとつは、赤ちゃんを抱くことによって腰が負担が掛かる機会が増えます。
赤ちゃんは3キロほどあるものですから、腰の負担は、かなりなものです。
環境によっては、家事も並行してありますので腰の負担は、増えます。

腰痛の予防のためには、出産後一ヶ月程度は、お母さんか姉妹に
家事のことを頼めるといいのですが。
なかなかそういう環境の方はいないでしょう。
ご主人に一ヶ月程度家事は、サポートしてもらいたいところです。

とてもオススメなのがお灸です。
産褥期間でしたなら子宮内の調整は、お灸が効果的です。
緩んだ筋肉にサポートしてくれるのが三陰交のお灸です。
通いやすい鍼灸院を探してみてください。
女性鍼灸師で産後のケアを活用しましょう。